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報道陣に公開されたEXPOホール「シャインハット」の内部でポーズを取るミャクミャク=2025年2月25日午後4時57分、大阪市此花区の夢洲、水野義則撮影

 4月開幕の大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会は25日、開会式の会場の一つとなるEXPOホール「シャインハット」の内部を報道陣に公開した。客席・舞台が一体となった円形劇場となっており、会期中には音楽や伝統芸能などのイベントが企画されている。

 大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)で建設が進む万博会場の南東に位置するシャインハットは、世界的建築家の伊東豊雄(とよお)氏が設計した。黄金色に輝く円形の大屋根が外観の特徴だ。

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報道陣に公開されたEXPOホール「シャインハット」=2025年2月25日午後4時44分、大阪市此花区の夢洲、水野義則撮影

 ホール内では白を基調とした壁と客席約1900席が、直径18メートルの円形ステージを囲む。壁にはプロジェクターで映像を投影でき、音響装置が埋め込まれている。ステージと客席の一体感を演出する造りとなっている。

■「ルポ 大阪・関西万博の深…

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